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2社目:ハロワの紹介が運のつき。大学院在学中に個人経営の会計事務所へ

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会計事務所の世界とはこれほどまでに世知辛いのか・・・

試用期間中の高額給料に目がくらんでしまいました

大学院時代2年目。当時28歳。 税理士資格取得を目指しつつ、最初の半年で論文を作成し、卒業までの間は実務経験をつむために会計事務所で働き始めました。この会計事務所もハローワークの求人検索サービスを使って見つけました。

 

大手監査法人出身でオランダなど海外勤務の経験もある会計士の「アシスタントマネージャー」という肩書きでしたが、実際は「かばん持ち」でした。

 

ブルガリのコロンをたたき、グッチのネクタイを締め、ブルックスブラザーズのスーツに身を包み、キャリーケースをガラガラひきながら、はや足の先生の後をついていく。 ロマンスカーや新幹線で移動しながらTOSHIBA製のノートパソコンでメールチェック。その姿はビジネスマンそのものだったかもしれません。

 

しかし・・・

 

若いときに陥りがちな、「見かけ」ばかり気にして、肝心のお仕事である「会計業務」に関してはズブの素人でした。書類送付状や感謝状もろくにつくれない。弁護士や司法書士の先生からの連絡にも四苦八苦。会計ソフトの入力や領収書の整理はパートの女性のほうが丁寧で速い。

 

まともにできる仕事といえば・・・ 新幹線のホームをダッシュで駅弁を買ってくることくらい・・・(笑)

 

でしたが、半年間の「試用期間中」の月給は残業代がついて手取りで35万円。「仕事の割りにもらいすぎているなあ・・」という気持ちはありましたが、こんなものなのかな?といい気なものでした。

 

人生・・・楽勝・楽勝・楽勝~~~~(笑)!

 

夢見心地の半年間が過ぎていきました。でも・・・、そんなラッキーなことは長くは続きませんでした。世間は甘くなく、せちがらい・・・華やかな卒業パーティの翌日、「社会のきびしさ」を知ることになるのです。振り返れば、私のじくじり転職人生はこの時から始まったのでした。

屈辱&涙目の退職勧告 雇用契約の見直しで給料50%カット!

それは、朝から小雨がシトシトと降る肌さむい日の出来事でした。何故だかわかりませんが・・・近づきやすく、話しやすい所長の奥さんの態度がいつもより、よそよそしかったのをおぼえています。「雇用契約」について話をしたいという申し出が所長よりありました。

 

内容は・・・

 

「基本給を28万円から18万円に変更する。残業代はなくなる。資格試験の取得や仕事の習熟度で、今後は給料の見直しをしていく」という一方的なものでした。何が起こったかわからず、動揺する私に一言。

 

「どうする?やるの?やらないの?」

 

と、その場で即、決断をせまられました。 「給料50%カット」、または「退職」という選択肢は二つしかありませんでした。

 

涙目になりながら、色々考えました。確かにあの仕事ぶりでは、月18万円が妥当だろう。でも・・いきなり給料の金額に落差がありすぎる。 この扱いは屈辱的すぎる(怒)。

 

短く何度か呼吸を繰り返し、平静を保とうとしますが、憤りがおさまりません。怒りに声を震わせながら私はこう伝えました。

 

「わかりました・・・。辞めます。他の就職先を探します・・・」

 

「そうか、もう辞めちゃうんだ・・・根性ないなあ。」

 

こうして・・・2回目の仕事も半年で終ってしまいました。 試用期間中はあえて給料を高く設定(手取り35万円)して、他への就職活動ができなくなる卒業後に賃金を半分下げるという仕打ち。

 

弁護士とも連携して仕事をする会計士ですから、労働関係の法律に抵触しているようなことはしていないと思います。 でも、やり方が汚い!ずるい! 若かった冷静になれず、感情のまま「退職」の二文字を口にしてしまいました。

 

覆水盆に返らず、職を失った瞬間でした。事務所のドアのカギを締め、外に出ると小雨はまだ降っていました。雨をしのぐ傘はありません。 一刻も早く一人になれる場所を探したい・・・ はや足で駅に向かい、電車のシートに座ると気分を落ち着かせるために目を閉じました。

 

このときばかりは・・・情けなくて・・・自然と涙がこぼれましたね・・・

 

今考えると・・・ 会計の世界では、新人の場合、給料の相場が15万円。実務経験を積める。試験勉強を優先できる。9時から17時の勤務。残業なし。給料18万円は、良い方だったかもしれません。試用期間中の高い給料だって「入社お祝い金」と考えれば・・・人が良すぎますかね(笑)?

 

世間知らずの私はこんな調子で、たいした実務経験も積めないまま、再びハロワで求職活動を始めざるをえませんでした。お恥ずかしい限りです。

 

書類選考で不採用通知をもらった数は20通。 21通目も不採用通知か?と封筒を開くと・・・横浜のタワーマンションにある税理士事務所から連絡がはいり面接のアポイントをとることができました。面接では、職務経験をとにかくつませてほしい、とお願いしました。 給料15万円。見習い可。試用期間3か月。

 

人生、挫折があってこそ、「成功」が有意義で満足のいくものになる!給料は少ないけど、次こそ頑張るぞ!オシャレな街、横浜で再起を誓ったのでした。

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