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3社目:横浜桜木町タワーマンション内にある税理士事務所へ

やはり「適正」がなければどうにもならないんですね・・・

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今度こそ頑張るぞ!28歳の私は横浜の地へおりたちました。タワーマンション内の一室にある税理士事務所。最上階の共有スペースからは、横浜の景色が一望できます。 山下公園、中華街、横浜スタジアムに港の見える丘公園。オフィス街の高層ビルを見上げながら、おのぼりさんのように通勤したのをおぼえています。

 

この税理士事務所は、芸能事務所とのつながりがあるのか、某有名女優、有名カメラマン、ミュージシャンなどを顧問先としてかかえていました。 あまり大きな声でいえませんが、領収書などを通じて、芸能人の生活ぶりが垣間見えます。

 

「ああ、この女優さんは青山のこういうお店で洋服を買っているのか」

「これって、あの有名な芸能人ご用達の焼き肉屋だよね」

「おお、すげ~、普通預金通帳に3億円も入ってる!」

「あれ?このマイナス4000万円ってなんだ?あっ、あれか、例のCMの違約金か、怖い世界だなあ」

 

という感じで、芸能人の表の顔と裏の顔も垣間見れて楽しく仕事ができていたと思います。 でも・・・給料15万円。 かけだしの税理士の見習いの身分ではこんなものだろう、と納得の上、働きはじめたのでした。

 

私が採用される前に、若い女性のパート従業員がいらっしゃいました。引継ぎの際、先生が短気であること、奥さんと派手なケンカをすること、息子はどうしょうもない、みたいな愚痴をはいていました。

 

パート女性がいなくなり、1ヶ月後くらいでしょうか。先生の奥さんの右目の周りに大きな黒いアザができているのを見つけました。まるでパンダみたいに黒く大きく腫れ上がっていたのでビックリしました。

 

この税理士先生は高校卒業後、税務署に務め、税理士資格を取り独立。顧問先は芸能人だけでなく飲み屋さんなど水商売系とのつながりが多かったようです。 今はテレビなどで見慣れていますが、ニューハーフ系の人たちも事務所に出入りするので、はじめて見た時はドキドキしちゃいました。

 

ほとんどクビ!で自主退社 試用期間3ヶ月で貯金が底をつく

 

3か月たったころでしょうか。データの入力作業やファイリング、顧客応対にも慣れ始めた頃、無理難題な仕事を先生から頼まれました。

 

その内容は・・・

 

「 韓国系飲食店の財務諸表を3日以内に全部翻訳しろ 」 というものでした。数字以外、全部ハングル

 

正気・・・?

 

と思いましたが、パソコンの翻訳機能をつかったり、通訳会社に電話して翻訳を依頼してみたり、色々思案しましたが、3日の期日内に仕事を完了することができませんでした。

 

その日の夜、税理士の先生、奥さん、息子の三人に呼び出されました。 「こんなのに何日間かかってるんだ!」とすごい剣幕で怒られたのをおぼえています(泣)。その後は事務所にいずらくなり、たった3か月の試用期間で退職(=実質クビ)となってしまいました。

 

人は基本的に親切で善良である・・・

 

と信じていた私の信念は、見事に崩壊してしまいました。「税理士先生」と呼ばれて、将来、自分の城を構える!というFラン学生があまりよく考えずに「憧れ」だけでえがいた夢は、「適性」のなさと「給料の低さ」そして何より「業界のせちがらさ」によって粉々に打ち砕かれてしまいました。

 

ああ~、根性なし。 ああ~、人生からまわり。 花がひらくどころか、芽すら出ない。

 

大学を卒業して5年。貯金ゼロ。 毎日、肩を丸めて過ごす日々。「希望」をあたえてくれるなら「嘘」にもすがりたい。そんな危うい心理状況だったかもしれません。

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