リアルすぎる神奈川塾講師の転職口コミブログ!

40代なかばまでに4回転職を成功させた現在は、地方の中堅学習塾に勤務しているSarutahikoによるブログです。どうして4回も転職したのか、いかにして180万円の年収を550万円にまでアップさせたのか?塾業界への転職をご検討中のみなさんに勇気と有益な情報を提供できれば幸いです。また、塾業界で力を発揮したい皆様におすすめの求人情報、転職サイト等も紹介しています。

ハロワの求人 ブラックばっかり!? 社会人になって初めての成功体験

会計事務所時代に比べたら、「天国」のような職場でした!

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どこにでもある小さな学習塾。そこに集う20代から40代の塾講師たち。経営者のキャラクターなどについて思い出もかねてお伝えしますね。

 

当時、月給は15万円でした。みんなでイチゴちゃんとフザけて呼んでいました。社歴や経験はいっさい考慮されません。みんな一律、同じ金額でした。 大手学習塾のような「能力主義」による収入格差がないため、互いに「妬み」や「足のひっぱり合い」をする感情がなかったので、気は楽で、職場は 和気あいあいとしていましたね。

 

先輩後輩の関係も、けっして堅苦しいものではなく、みんなで飲み歩きながら、授業のこと、人生のこと、つき合っている女性のことなど、さまざまな話をする濃密な関係でした。

 

休日には、「輝く海とはじける笑顔」みたいな感じで、先輩にサーフィンを教えてもらったり、海辺のオートキャンプ場でシーサイドバーベキューを楽しみました。 完全週休二日制、しかも土日休みですから、泊まりがけのキャンプをよくしましたね。

 

松林の木陰に車を停めて、磯釣りをしたり、仲間とともに開放的な休日を思いっきりエンジョイしました。 潮の香りに包まれて眠り、波の音で目覚める。社会人というよりは学生の延長といった感じでした。

 

ストレスで悩まされたり、体の不調を感じたりするようなことは、ほとんど無かったと思います。会計事務所時代に比べたら、「天国」のような職場でした。

 

でも・・・ すべてが満たされている、というわけではありませんでした。

 

これさえ無ければ・・!みんなで経営者のパワハラ&セクハラを受け流す・・・

 

経営者がちょっと・・怖かったです。 年長者で頼りになる兄貴分のサーファーの先輩。この先輩でも、この経営者に対しては下を向いて目を合わせません。「はあ」「まあ」の二文字で返事を返すのみ。

 

職員会議で、意見を少しでも述べようとすると完全に無視されます。業務にかかわる質問をしようとしても、「忙しいんだよ!タイミング見ろ!」とイライラを全面に出して拒絶されるのです。上気して真っ赤になっている顔をみちゃうと恐ろしくて声をかけるタイミングが見当らないんです。

 

何度も無視され、声をかけられずにいると、報告がない、相談がない、お前は自分勝手だ!と怒鳴らます。従業員に無力感をうえつけ、「場」を支配する方法論が確立されていたと思います。

 

就業時間を1時間過ぎた頃、決まって経営者の車が駐車場に到着します。車にリモコンでカギをかける際、防犯用のかん高いアラーム音がなります。 「キュッ、キュッ」 その大きな電子音は職員室まで鳴り響くような音量に設定されています。

 

恐怖感は人を「音」に敏感にさせるんですかね?

 

その音を聞くたび毎回「ビクッ」としていました。 男性社員は日替わりで1時間、机の横に立たされたまま理不尽なことで怒鳴られつづけダメ出しを受けます。一切、反論は許されません。ただただ、時間がはやく過ぎてほしいと願っていました。

 

女性社員は、教室で1対1になると露骨なセクハラを受けていました。

 

「肩もんでやろうか~?こってるだろ~う?」

 

という、よくあるパターンです。結構です!と断ってもしつこく背後から触れてきて、抑制が効かない様子に寒気をおぼえたと言っていました。同僚は1対1での「飲み」に誘われる、休日も関係なく「仕事」にかこつけて電話がかかってくると愚痴っていました。

 

どうりでこの学習塾にはおとなしそうな黒髪で、世間を知らなそうなお嬢様っぽい印象の女性がそろっていたわけです。

 

生徒に対しては・・・手がでてましたね。 「指導」という名目のもと、筒状の固いボール紙やプラスチック製のメガホンで、おびえて無抵抗な生徒の頭を何十回もポカポカ殴り、教室に連打音が数分鳴り響く、なんてことも当たり前でした。

 

授業中に生徒に問題を解かせている間、経営者が携帯を見るなんてこともあたりまえでした。彼の授業スタイルは黒板をドンドンこぶしでたたいて、できないと怒鳴りちらす威圧的な授業。

 

空手で鍛えたゴツゴツしたこぶしを生徒や職員にみせつけ、悦にひたる。そんな経営者でした。 当時の保護者はクレームどころか「厳しくやってください、うちの子バカですから~」みたいな保護者が多かったと思います。のどかな時代でした。

 

今の時代でしたら・・・ 生徒たちにスマホで動画をとられたり、音声を録音されたりすると思います。でも、当時はそんな便利なものありませんでした。嘘みたいなリアルなお話です。

 

塾講師という仕事に「適性」を感じてワクワクがとまらなかったです・・・

入社から3か月目。学校の先生が塾サイドに対して宣戦布告してきました。 「○○塾(私が所属していた学習塾)と〇〇セミナー(大手学習塾)の生徒ばかりに良い点数はとらせない、期末テストは難しくするぞ!」今の自分なら・・・

 

よーし、やってやろうじゃないかい~っ!!

 

という気分になるのですが、当時は塾講師になって3か月。そして、はじめての定期テスト。パソコンで教材をつくる技術なんてありません。学校のノートを参考に、プリントやワークを「切り張り」し、手作りのテスト対策プリントを作成して定期テストに臨みました。

 

すると・・奇跡が起こりました。ビギナーズラックってヤツです。 担当した中2のクラスは英語の定期テストで全員満点ちかくとり20人中17人が英語の内申点5という成績をおさめたのでした。 勉強できる子もできない子もいるごちゃ混ぜクラスで、この結果がえられたことは大きな自信になりました。

 

後にも先にもこんな成績を私はとらせたことがありません(笑)。 ささやかでも、ひとつの成果を手に入れることができてワクワク感がしばらくの間、止まりませんでした。 塾業界でなら活躍できるかも!?という小さな「希望」が生まれたのでした。