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貯金ゼロのダメ人間!Fラン大手学習塾で新規開校スクールの室長になる

泥だらけの農民が竹やり持って突き進む・・そんな室長でした!

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私が室長ですか・・・?その知らせを初めて聞かされたとき、ビックリしすぎて握っていたおにぎりを思いきり握りつぶしてしまいました。社会人になって初めてのビッグチャンス。

 

学習塾の室長なんて・・・プププ(笑)。短く鼻で笑い、ニヤニヤされている方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、食品スーパー、会計事務所、個人塾と、社会人として十分な結果を残せなかった自分にとっては千載一遇のチャンス。すべてをかけるつもりで仕事に取り組みました。

 

その年に新規開校するスクールは2校。その一つの校舎を任されました。 新規開校スクールの室長が最初に行う仕事ってご存知でしょうか? それは、保護者説明会です。進学実績や会社の理念を語ることも大切ですが、その校舎の責任者がどんな人間なのか、どんな授業をするのか、保護者や地域の方にわかってもらう絶好の機会なんです。

 

模擬授業」は実際の黒板で行います。時間は十分。保護者の方にも生徒役をしてもらい、体験していただきます。 たしか・・・お題は中1の社会。「地球の姿」という単元だったと思います。地球の絵(黒板に円)を書いて、赤道、北極、南極、北半球、南半球、緯線、経線といった言葉を暗記させる授業。

 

今考えると・・・ 授業はうまいとは言えませんが、来校して頂いた保護者の「心の動き」の細部まで注意を払い「必死」に模擬授業を行いました。毎週土曜日に開かれる保護者説明会は上々の評判をえることができ、体験授業の申込者の数は予想を大きく超えました。

 

開校する直前には社長に対して「模擬授業」を披露する機会がありました。新室長どうしが授業の力量を競わされます。当日、ライバル室長はすでに会場入り。大声で威勢よく模擬授業の練習をしていました。

 

私はと言えば・・・「模擬授業」の内容があやふや。自信なんてありません。私を見つけて、やる気に満ちあふれたライバル新室長がひとこと。 「絶対負けませんからね!」 「はあ、まあ。」と元気なく返答する私。

 

お披露目会での、勝負(評価)は・・・10対0で・・・私の負け。完敗でした。 ライバル室長、ホメられてめっちゃ顔がニヤけてました。ライバル校舎には開校当初から女性事務が常駐。会社からのバックアップ感が半端ない印象でした。かなりの生徒数をみこめる地域だったのかもしれません。

 

一方、私の担当する地域は陸の孤島。最初から目標とする数字も違う。昔の自分なら気持ちで負けてしまったかもしれませんが、初めて社会人として与えられたチャンスをモノにしたいという気持ちは誰にも負けていなかったと思います。

 

もって3年といわれた「営業」一辺倒のブラック企業にあらわれた神対応とは

 私の上司であった横浜地域のエリア長。最初の印象は、この会社では珍しく「線が細い」タイプでした。「前へ出る」感じではなく「ひかえめ」という印象でした。 しかし、この方こそ、私の職業人生においてはじめて、心の底から信頼してついていける「教師の鏡」のような人でした。

 

塾業界は今も昔も離職率の高い業種です。しかし、彼が統括するエリアでは、彼の人望に心酔し、彼を慕う社員が多かったので、辞める社員がゼロという奇跡のエリアでした。

 

10スクール以上を束ねる部長クラスの「エラい」ポジションにいながら、とても謙虚な人でした。ご結婚されていたにもかかわらず、夜遅くまで教室の張りモノを丁寧に作っていただいたり、保護者説明会の模擬授業の練習にも付き合って頂きました。

 

ときどき勇み足をしてしまい、私がミスをする場面でも、頭ごなしに叱られることはありませんでした。 「〇〇先生は脊髄反射だからな、いったん脳で考えてから行動しようね、ハハハ(笑)!」 人格を否定することなく、やんわりとたしなめ、正しい方向に導く神対応。今でも鮮明におぼえています。

 

次は気をつけよう!〇〇先生のために、頑張ろう。そんな気分になる兄貴分でした。 開講当初は、「無料体験」に誘うために、近隣の小・中学校の校門前に立ち、ノート配布。夜は集合住宅へのポスティングをしました。よく働きました。

 

授業後は「集約」という作業があります。電話での問い合わせの数、体験授業の参加申込みの数、入塾者の数をパソコンで報告します。この数字は全校で共有され、教室の運営がうまくいっているか一目瞭然です。

 

開校当初は、営業成績(問い合わせや体験申込数)でライバル校舎に押されて気味でしたが、春期講習が始まるころには圧倒的な「差」をつけて営業目標を達成できました。 マンモススクールでの「営業」で暗躍?していた経験が結果につながりました(笑)。

 

営業成績で負けているころは、頼んでもないのにライバル室長から頻繁に電話がかかってきましたが、終盤にはまったく電話がかかってこなくなりました(笑)。

 

俺みたいにしくじるな!転職人生で見えた企業の口コミや噂とのつき合い方

 

今でこそ2チャンネルや、口コミサイトが発達し、企業の実態が浮き彫りになりつつありますが、当時は「情報」なんて皆無の時代。

 

勤務している学習塾がブラックであると、当時の私は認識していませんでした。「やりがい」と「情熱」を感じて突っ走っていて、それはそれで「幸せ」だったかもしれません。

 

これまで転職を重ねてきて感じたことは、「ブラック」も「ホワイト」も、個人のとらえ方で大きく変わってしまう、相対的なものだということです。 新聞や書籍のように、「編集」「校閲」という機能が働いたものではないので、噂や口コミのたぐいは信憑性に欠けるところがあります。

 

事実もあると思いますし、誇張されてバイアスがかかった情報もまざっていることもあります。 情報を集めるときは、明らかなデマ、事実誤認、偏見に満ち、思い込みでなされた歪んだ分析などに対峙したときには「リテラシー」が必要なのはいうまでもありません。

 

基本は「火のない所に煙は立たない」スタンスです。ネガティブ情報にはくれぐれも慎重に対応してくださいね。 当時こんな口コミや情報があったらよかったのにな!と思うとともに情報に必要以上に振り回されないように注意しなければとも思います。

 

意外なんですが…ブラック塾の勤務経験が高く評価されることがあるんですよ?

 話を戻します。 新規開校たちあげの経験、営業の実績、室長としてのマネジメント。ブラック企業での職務経験なんて、世の中ではまったく役に立たない、なんて思っている方いませんか?

 

意外と思われるかもしれませんが、勤務経験が他の企業や同業の一部上場企業においては、高く評価してもらえることがわかりました。他社で内定を頂いたときは「〇〇(室長経験をさせていただいた会社)、すげー」と、感謝しました。 みなさん、あきらめずに日々研鑽しましょうよ?そして、機を見て転職や年収アップにチャレンジしてみてくださいね。

 

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